黄金のアフガニスタン展

牡羊像 1世紀第2四半期 ティリヤ・テペ アフガニスタン国立博物館蔵 © NMA/Thierry Ollivier

スペシャルナビゲーター鈴木亮平


写真:大切に守られていた秘宝が十数年ぶりに金庫から取り出された瞬間(2004年4月)Photograph by Kenneth Garrett, copyright National Geographic Society

 本展で紹介する名宝は、首都カブールにあるアフガニスタン国立博物館で所蔵されていましたが、1979年のソ連侵攻とそれに続く内戦などにより、博物館は甚大な被害を受け、収蔵品の多くは永遠に失われてしまったと考えられてきました。しかし、国の宝を守ろうとした博物館員は、とりわけ貴重な文化財を秘密裏に運び出し秘密の場所に隠したのです。命を懸けてこれらの秘密を守りぬいた勇気ある館員たちは、自らの文化が生き続けアフガニスタンが生きながらえることを願ったのです。